花粉症などアレルギーのお悩みをお持ちの方って多いですよね。私は咳喘息です。フィトセラピー(植物療法)に興味を持った理由の一つに「体質改善」があるので、そのきっかけになったお話と咳喘息のケアについてお伝えしようと思います。
薬の副作用を経験して植物療法へ
寒い季節になったときの私の行動パターン
①風邪をひかないように体調に気をつけだす。
②空咳が出るとはじまる恐怖に怯えだす。
③処方された薬でやり過ごすけど止まらない
④腹筋が鍛えられるor 肋間神経痛に泣く。
こんな感じで過ごしていた数年前の冬、吸入ステロイド薬よって副作用がおきました。(同じ症状の方が現れたとの連絡から判明)口の中が真っ赤に腫れ、唇も悲しくなるくらい腫れ上がり、痛みよりも謎の症状に不安から食欲がなくなりました。
クインケ浮腫とわかって治療をしていただけましたが、そもそもの咳喘息については「もう薬を出すのが恐い…」と先生に告げられました。もちろん、いろいろな薬を試すご提案もいただいたのですが、私自身も薬への恐怖心が拭えなかったので納得して帰ったのを覚えています。
そこから体質改善や生活習慣・環境を整えることに意識を向けていくことになります。ですが、咳のシーズンが過ぎてしまうと「まぁ、いっか…」とついだらけてしまっていたのが正直なところです。
そんな楽観的な私でも継続ができるようになったのがハーブでの体質改善でした。植物療法は薬のような即効性はないものの、癒しながら体に優しくアプローチしてくれるところに魅力を感じています。

自分が興味を持てることでの体質改善が一番つづきますね!
具体的なセルフケアについて
ここからは、私が実践している咳喘息のケアについてご紹介したいと思います。昨年の秋前から植物療法を始めましたが、例年に比べて症状が軽くなってきている感覚はあります。(あくまでも個人の感想&例年よりも明らかにおうち時間が多め)
塗るケア
呼吸器の不調改善に役立つのがチェストラブです。このジェルをデコルテに塗ると、スーッと胸が開くような感覚になって呼吸がしやすくなります。
材料&作り方
・アロエジェル:20g
・お好みの精油:4滴
お好きな容器にアロエジェルを入れて、精油を合計4滴になるように加えてよく混ぜる。
飲むケア
咳がしつこく続くときにおすすめのハーブが「タイム」です。気管支炎や上気道カタル、喘息や百日咳などの呼吸器系疾患などに用いられます。タイムのハーブティーを少し多めに作ってうがいで使用するもおすすめです。
吸入ケア
軽めの咳であればアロマの蒸気吸入もおすすめです。手順をまとめた記事があるのでよろしければそちらをご覧ください。
おわりに
今のご時世、アレルギーの咳といえども電車などの人混みではちょっと緊張感がありますよね。自分はもちろんのこと、周囲の方にとっても気になるものだと思います。今回ご紹介した植物療法は風邪などの咳にも効果的なのでご参考までに。
私は塗るケアでご紹介したジェルをいつもバックに忍ばせています。外出先で不安に感じるときは、お化粧室でサッと塗っておくと、スーっと気持ちまで落ち着く感じがするので気に入っています。自分なりのお守りですね。とはいえ、あまりにも咳がひどいときや、周りにご迷惑になるときは最終的に飴に頼りますw
ゆるやかな咳ケアにご興味がある方はぜひお試しください。この情報が何かしらのヒントやお役に立てたなら嬉しく思います。最後までお読みいただきありがとうございました!



ご自身なりのお守りが見つかるといいですね♡
精油・ハーブを取り入れる際の注意点
※特定の植物アレルギーがある方、薬を服用中あるいは通院中の方、妊娠中・授乳中の方は必ず医師や薬剤師にご相談ください。
※皮膚の敏感な方やアレルギー体質の方は事前にパッチテストを行ってください。
※ご使用についてはあくまでもご自身のご判断と責任でお願いします。いかなる場合も当方では一切の責任を負いかねますので、予めご了承願います。