はじめに

    フィトセラピー(植物療法)を安全に楽しむためにお読みいただけたら幸いです!

    目次

    ハーブや精油を使用する前に知っておくこと

    植物の「特別な力」である機能性成分が詰まったハーブは、心身に穏やかに働きかけてより良い状態へと導いてくれます。ハーブが医薬品と違うのは、緩やかに作用していくために安全性が高いといえます。
    ただし、穏やかな作用であっても使用制限がある場合もあります。特に、疾患のある方、妊娠中の方、植物アレルギーをお持ちの方などは、症状や体調によっても個人差がありますのでハーブティーや精油を楽しむ前に必ずかかりつけの医師に相談するようにしましょう。

    ハーブを利用する際の注意
    ・信頼できる品質のものを飲む
    ・体調や体質に合わせる
    ・医薬品との組み合わせに注意する
    ・妊娠中、授乳中の使用に気をつける
    ・乳幼児や高齢者の使用に気をつける

    精油を利用する際の注意
    ・飲んではいけない
    ・肌に直接塗ってはいけない(一部例外あり)
    ・医薬品との組み合わせに注意する
    ・妊娠中、授乳中の使用に気をつける
    ・乳幼児や高齢者の使用に気をつける
    ・ペットに対して使用しない

    注意が必要なハーブ

    NEUFではハーブやアロマ初心者さんに向けて発信しているため、代表的なハーブや精油の活用方法について主にお伝えしています。ここではサイト内でよく登場するハーブに絞って注意が必要なものを一部挙げておきます。

    ハーブの特徴についてはハーブ辞典でご紹介していますのでご興味のある方はご覧ください。(※ご自身でも必ずお調べの上ご使用ください。ご紹介した使用方法に伴って生じた健康上の問題や、いかなる場合も当方では一切の責任を負いかねます。)

    キク科アレルギーの方が注意が必要なハーブ
    ジャーマンカモミール、カレンデュラ、エキナセア、エキナセア、ダンディライオンなど

    高血圧の方が注意が必要なハーブ
    ローズマリー、タイム、ペパーミントなど

    低血圧の方が注意が必要なハーブ
    ラベンダー、イランイラン、クラリセージなど

    腎臓疾患の方が注意が必要なハーブ
    ジュニパーなど

    おわりに

    フィトセラピー(植物療法)でのセルフケアが習慣になり始めると心地よい時間が自然と増えていきます。例えば今」の心身の声を確認しながら精油を選び、「今」実際に嗅いでいる香りのことだけに意識を集中してゆっくりと深呼吸をする。たったこれだけでも十分にリラックスすることができます。

    日々の生活では時間に急かされたり、まだ起きていないことを考えては心配したり不安になったりすることも多いですよね。そういうときは呼吸が浅くなりがちで自律神経の乱れにも影響してしまいます。だからこそ、一旦「今に戻る」ことを意識してできるだけリラックスする時間を意図的に作ってみましょう。

    心地よい時間は癒しとなり少しずつ習慣へと変わっていきます。そのうち質の良い睡眠を心がけたり、適度な運動をしたりと生活のリズムを整えることが不思議と楽しくなってくるので自然治癒力を高めることへと繋がっていきます。

    一時的に何かに躍起になって自分を追い込むのではなく、ハーブティーを飲んだり、オイルマッサージをしたり、シュッとアロマスプレーを吹きかけたり、植物のパワーをかりながらゆるゆると楽しんでいるだけで心も体もお肌も整えていけるなんて最高だな〜って私は思っています。がんばり過ぎずにマイペースに楽しむことがモットーなので。笑

    自分に優しく寄り添うナチュラルなセルフケアにご興味がある方は、フィトセラピーを生活に取り入れてみてくださいね!

    一緒に楽しみましょう❤︎

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