保湿効果がすごい!カレンデュラオイル&ミツロウでつくる万能バーム

    カレンデュラは損傷を受けた皮膚や粘膜を修復、保護する力があるとして古くから外傷や火傷の治療などのあらゆる皮膚トラブルにも活用されていました。今回はそのカレンデュラを使った全身に使える万能バームの作り方をご紹介します。

    カレンデュラの特徴についてはこちをご覧くださいね!

    目次

    万能バームの作り方

    材料(1人分)
    ・カレンデュラ浸出油 : 10ml
    ・ミツロウ:2g
    ・シアバター:1g
    ・精油:2〜4滴

    ※シアバターを加えない場合はミツロウを3gにする。
    ※精油を入れるかどうかはお好みで。

    作り方
    ① カレンデュラ浸出油、ミツロウ、シアバターを湯煎にかける。
    ② 木の棒などで混ぜながら完全にミツロウを溶かす。
    ③ 全てが溶けたら、すばやく容器に移して冷ます。
    ④ 周りがうっすらと白くなり固まってきたら精油を加える。
    ⑤全体にざっくりと混ぜたら固める。

    ハーブ浸出油の作り方についてはこちらをどうぞ!

    シアバターを入れると柔らかくなります。

    湯煎を行うときは火傷に注意しましょう。

    中身を保存容器に移したらすぐに、ビーカーに残っている液を拭き取っておくことをおすすめします。ミツロウが固まる前にこの一手間を行うことによって洗うときがかなり楽になりますので。

    今回は2種類の精油(レモングラス・フランキンセンス)で。
    保湿力が最高です♡

    完成したバームは煮沸消毒したガラス容器に入れて直射日光に当たらない涼しい場所で保管してください。カレンデュラ浸出油を使用した場合は1ヶ月程度、ホホバオイルなら半年以内を目安にご使用をおすすめします。
    また、キク科アレルギーの方はカレンデュラ浸出油が使えませんのでホホバオイルなどの植物油でお作りくださいね!

    よろしければInstagramの動画もチェックしてみてくださいね!

    お肌にも目にも優しいミツロウ

    もし頻繁に作られようでしたら写真のようなオイルウォーマーを使用されると便利です。今回ご紹介したレシピのように少量で作る場合は湯煎でなくキャンドルで温めるだけでも十分に溶けますので。

    ちなみに、ミツロウには水と油のように混ざり合わないものを均一に混ぜやすくする天然の乳化剤としての作用があります。さらには、皮膚の表面に保護膜を形成して外部刺激から保護すると共に皮膚の水分を保持するなどの優れた保湿効果があるのでナチュラルコスメ好きにはとっても魅力的です。

    私はミツロウでも時々キャンドルを制作しますがこれがまた優秀なんです。植物性のワックスは煤がほぼ出ずにゆっくりと時間をかけて燃焼しますが、そこに温かみのある優しい炎の色と天然の甘い香りが加わって癒し効果は抜群です!

    あると便利なオイルウォーマー
    蜜蝋のティーライトキャンドル

    おわりに

    今回のフィトセラピーは、カレンデュラとミツロウの天然成分ならではの特徴を活かした万能バームをご紹介しましたが、もっとお手軽に作りたい方はホホバオイル&ミツロウの基本の組み合わせからお試しになられることをおすすめします。

    私も基本を繰り返し作っていくなかでもっと柔らかさを出したくなって、最終的には大好きなカレンデュラ浸出油&シアバター入りに落ち着きました。ご自身のお好みの硬さになるまでアレンジをしながらぜひ作ってみてくださいね!

    精油・ハーブを取り入れる際の注意点
    ※特定の植物アレルギーがある方、薬を服用中あるいは通院中の方、妊娠中・授乳中の方は必ず医師や薬剤師にご相談ください。
    ※皮膚の敏感な方やアレルギー体質の方は事前にパッチテストを行ってください。
    ※ご使用についてはあくまでもご自身のご判断と責任でお願いします。いかなる場合も当方では一切の責任を負いかねますので、予めご了承願います。


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