スキンケアに大活躍!ハーブ浸出油の作り方(温浸油)

    目次

    ハーブ浸出油ってなあに?

    ハーブを植物油に浸して脂溶性成分をおもに浸出した製剤のことを浸出油(インフューズドオイル)といいます。
    浸出油はそのまま肌に塗布したり、肌の保護や炎症を抑えるための軟膏やクリームの基材、オイルマッサージなどにも活用できるので常備しておくととっても便利です。※外用のみで内用はできません。

    浸出方法は2種類あります。
    「冷浸油」常温で2週間〜1ヶ月かけて浸出する。

    「温浸油」湯煎で植物油を温めて短時間で浸出する。
    (熱が伝わることで冷浸油よりも早く成分が出る)

    香りの良いハーブや固めのハーブは温浸油がおすすめです!

    浸出油の作り方(温浸法)

    材料(1人分)
    ・マカデミアナッツオイル 30ml
    ・ハーブ 各1g(ラベンダー、ジャーマンカモミール)

    マカダミアナッツオイルは人間の皮脂に近い成分を含み、肌なじみの良い植物オイルです。酸化しにくくて長期保存に適している扱いやすいオイルです。


    手順
    ①マカデミアナッツオイルとハーブをボールに入れる。
    ②鍋にお湯を沸かして①のボウルを重ねて湯煎をする。
    ※①の温度を60℃ぐらいに保ち、約2時間ときどきかき混ぜながらハーブの成分を植物油に浸出させる。
    ③湯煎からおろしてガーゼなどでハーブを濾して容器の中へ温浸油を絞り出す。
    ④遮光瓶に③を入れて日付のラベルを貼る。

    ※下記の写真は1人分ではなくてまとめて作っています。濃い方が湯煎後です。
    ※使用期間の目安は冷暗所保存で3ヶ月です。(酸化して油臭いときは使用をやめる。)

    温浸油は冷浸油と比べると少し手間はかかりますがその日に完成します。そして、何よりも豊かな香りが魅力的です。両手で顔を包んだときにふわっ〜と香るハーブがとっても心地よくて、一瞬で幸せな気分になるのでとても気に入っています。

    私はお風呂上がりのフェイスマッサージに使用しています。
    1日がんばった自分へのご褒美として…!

    手作りだと中に何が入っているかがわかるため安心感にも繋がりますよね。そして、ハーブの成分をたっぷり詰め込んだこのオイルは、顔にも体にも使えてアレンジまでできるのでコスパも最高です。

    今回はハーブの香りがしっかりしているラベンダー&ジャーマンカモミールでの温浸油をご紹介しましたが、ハーブの香りが薄いものは冷浸油が適しています。もっと簡単な作り方なのでご興味がありましたらそちらも参考にしてみてくださいね!

    ハーブ浸出油の作り方(冷浸油)
    https://neuf-9.com/?p=755

    精油・ハーブを取り入れる際の注意点
    ※特定の植物アレルギーがある方、薬を服用中あるいは通院中の方、妊娠中・授乳中の方は必ず医師や薬剤師にご相談ください。
    ※皮膚の敏感な方やアレルギー体質の方は事前にパッチテストを行ってください。
    ※ご使用についてはあくまでもご自身のご判断と責任でお願いします。いかなる場合も当方では一切の責任を負いかねますので、予めご了承願います。

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