お肌の古い角質を取ることをゴマージュといいます。肌のターンオーバーが促されることによってツルツル・スベスベになり、柔らかいお肌へと整えてくれます。薄着になる季節の前にハーブゴマージュでケアを始めてみませんか!?
作り方は簡単!ハーブで心身共にスッキリしちゃいましょう!
ハーブゴマージュの作り方
作り方
① ハーブを乳鉢や電動ミルで粉末にする。
② ①に熱湯を少しずつ加えてペースト状にする。
③ 冷ましてからお肌に伸ばしてやさしくこする。
④ ぬるま湯で洗い流して、しっかりと保湿する。
写真のゴマージュはボディケア用に作ったものでやや荒めです。フェイス用は電動ミルを使用されることをおすすめします!
※ゴマージュは月に1〜2回程度がおすすめです。刺激に弱い肌質の方や、傷がある方はご使用を控えるようにしてください。
ゴマージュにおすすめのハーブ
ラベンダー
(消炎・抗菌・オールスキンタイプ)
ローズマリー
(消炎・抗酸化・老化肌・脂性肌)
ジャーマンカモミール
(消炎・保湿・皮膚炎・乾燥肌・敏感肌)
マローブルー
(保湿・皮膚炎・皮膚軟化・乾燥肌・敏感肌)
ローズ
(収れん・鎮静・老化肌)
ヒース
(美白・収れん・抗菌)
オレンジフラワー
(鎮静・脂性肌・老化肌)
カレンデュラ
(消炎・皮膚炎・敏感肌・ニキビ肌)
エルダーフラワー
(保湿・消炎・乾燥肌・敏感肌)
ご参考までに、上記はお肌を整えるのに適したハーブの一例です。一種類で作っても良いですしブレンドしても大丈夫です。フェイス用を作るときのポイントは、花びらなどの柔らかいハーブを選ぶとお肌への負担が少ないのでおすすめです。
私はこのゴマージュをハンドケアとしても使用しています。キッチンでお皿を洗ったついでにくるくるマッサージをすると手がスベスベになるので気分が上がります。何より、お風呂で使うよりもキッチンの方がお掃除が楽な気がするので…。
おわりに
今回のフィトセラピーはハーブの外用についてお伝えしました。飲む以外にもさまざまな使用方法があることがハーブの魅力だなと思います。そして、作業をしているときから既に癒しが始まっていることも私にとっては大きなポイントです。
すり鉢からふわっと広がるハーブの天然の香りを嗅ぎながら作業をすることで「今この瞬間」に集中することができます。目の前で起きていることだけに集中することはムダな思考を止められるので脳の疲弊を防ぐことにも繋がります。
モヤモヤしている時にこそおすすめなゴマージュ作り。心身ともにスッキリできると思うのでご興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね!
精油・ハーブを取り入れる際の注意点
※特定の植物アレルギーがある方、薬を服用中あるいは通院中の方、妊娠中・授乳中の方は必ず医師や薬剤師にご相談ください。
※皮膚の敏感な方やアレルギー体質の方は事前にパッチテストを行ってください。
※ご使用についてはあくまでもご自身のご判断と責任でお願いします。いかなる場合も当方では一切の責任を負いかねますので、予めご了承願います。