毎日のようにマッサージに通えたら最高ですがそうもいかないのが現実ですよね。であれば、セルフマッサージを習慣にして自分を癒してあげるのはいかがでしょうか。どうせなら、心身共にリラックスできるような心地よい時間にしたいですよね。
そんなときにお勧めなのがオリジナルのトリートメントオイルです。今回のフィトセラピーは、安心してお肌に塗布するためのオイル作りのコツなどをご紹介したいと思います。
とっても簡単なので私も何度もリピーしています。今回はボディ用のトリートメントオイルについてご紹介しますね!
アロマトリートメントオイルの作り方
作り方
① ビーカーにマカダミアナッツオイルを入れる。
②お好みの精油を合計6滴まで入れる。
③よくかき混ぜてから遮光ビンに入れて保存する。
安全に使用するために守るべきルール
アロマトリートメントオイルの優秀なところは、精油を使ってマッサージをすることで皮膚から体内へ精油成分を浸透させ、筋肉の緊張や痛みを和らぐことができることです。さらには肌の保湿や血行促進、むくみの解消などさまざまな効果が期待できるといわれています。ただし、安全に利用するためには正しく希釈する必要があります。
大切なことは精油の濃度をしっかりと守ることです。植物油で希釈する際の精油の濃度は、ボディ用は1%、フェイス用は0.5%です。また、皮膚が敏感な方や高齢者に対しては低濃度になるように調整しましょう。
【適正濃度の計算式】
10ml×1%=0.1ml
0.1ml÷0.05ml=2滴
目的別のおすすめ精油について
ハーブや果実から抽出した100%天然のエッセンシャルオイルを暮らしの中で健康や美容に役立てる自然療法のことをアロマセラピー(芳香療法)といいます。
好きな香りにプラスして効能についても意識されてみるとご購入の際に精油の選択肢が広がるかもしれません。ここではアロマトリートメントオイルにおすすめの精油の一例をご紹介しておきます。
トリートメントオイルにおすすめの精油
肩こりや首こり
→マジョラム、ラベンダー
足のむくみや全身の引き締め
→ジュニパー、サイプレス
ホルモンバランスを整える
→ゼラニウム、クラリセージ
筋肉をほぐす
→ラベンダー、ローズマリー
次のような場合はアロマトリートメントは控えましょう。
- 高熱が出ているとき。
- 骨折、やけどなどの外傷があるとき。
- 急性の炎症、感染症、急性の中毒を起こしているとき。
- 重たい食事の直後や飲食後。
- 月経や静脈瘤などによる出血傾向があるとき。
目的別の精油についてまとめた記事もありますので、ご興味のある方はこちらをお読みください。マグカップを使ってお手軽ににできる芳香浴についてご紹介しています。
おわりに
いかがでしたか?アロマトリートメントによって精油を活用する幅が少し広がりますよね。作り方はとっても簡単ですが、安全に使用するためには精油の濃度をしっかり守ることがポイントです。
私は肩こりがひどいタイプなのでこのオイルを作るようになってからは首から肩をまめにほぐす習慣ができました。あとは、腕や手のマッサージもよく行っています。手が軽くなる&優しく香る精油のおかげでリフレッシュができるのでパソコン業務がつづく在宅勤務中の気分転換には本当におすすめです。
目的別に作れるアロマトリートメントを使うようになると自分に優しく寄り添う時間が増えていきます。今はどんな状態なのか、何を改善したいのかなど自分自身と向き合うことが自然と増えていくので。オイルを作るときから既にセルフケアが始まっている状態ですね。まさにフィトセラピーの魅力の一つだなと私は思っています。
植物を使ったセルフケアにご興味のある方は、ぜひアロマトリートメントオイルからお試しになってみてくださいね!
精油・ハーブを取り入れる際の注意点
※特定の植物アレルギーがある方、薬を服用中あるいは通院中の方、妊娠中・授乳中の方は必ず医師や薬剤師にご相談ください。
※皮膚の敏感な方やアレルギー体質の方は事前にパッチテストを行ってください。
※ご使用についてはあくまでもご自身のご判断と責任でお願いします。いかなる場合も当方では一切の責任を負いかねますので、予めご了承願います。