Herb dictionary – ローズ(ハーブの女王!)

    • 学名:Rosa gallica
    • 科名:バラ科
    • 使用部位:花部
    • 作用:鎮静、緩和、収れん
    • 適応:口腔の炎症、便秘、下痢、不正出血
    • MIND:神経過敏、不安や悲観の改善
    • Beauty:収れん、保湿、整肌、オールスキン
    • 注意:特に知られていない
    ドライのローズ
    ローズのチンキ

    香りと美のハーブとも呼ばれるローズには女性にとって嬉しい魅力的な効能がいっぱい!

    ローズはその華やかさから美容系で注目されるイメージが強いですが、実は健康面や精神面にも働きかけてくれるハーブでもあります。ホルモンバランスを整えてくれる作用があることから月経通や月経不順、更年期障害などの女性特有の症状を緩和させるほか、免疫機能を高める作用があるともいわれています。

    また、芳醇な香りが心に働きかけてネガティブな感情をときほぐしてくれることにより、月経時のどんより気分はもちろんのこと、不安な気持ちや疲れた心を癒しながら和らげるお手伝いをしてくれるとっても優秀なハーブです。

    ローズをハーブティーで取り入れるときのブレンド例をご紹介します。いろいろなアレンジを楽しんでみてくださいね!

    体の中から綺麗に
    +ローズヒップ・ハイビスカス

    アンチエイジング
    +ローズヒップ・ローズマリー

    香りでリラックス
    +ローズ・オレンジピール

    見た目を楽しむ
    +マローブルー・オレンジフラワー

    ホルモンバランスを整える
    +ラズベリーリーフ

    ぐっすり眠れる
    +ベルベーヌ

    ローズは優雅な香りや華やかさが気分を高めてくれることから、フィトセラピーではコスメやグッズ作りにも大活躍してくれるハーブです。また、オールスキンタイプなので肌質問わずどなたでも取り入れやすいことが特徴でもあります。

    代謝を促進する働きによって肌細胞の再生力を高めてくれるので、肌を引き締めてシミやたるみを予防する効果が期待できるともいわれています。これはアンチエイジングの心強い味方ですね!

    ローズのバスソルト
    ローズのモイストクリーム

    私は以前、あるブランドのローズのボディークリームを愛用していたのですが、ローズの効能を知ることによってあんなにも惹かれていた理由がよくわかりました。あらゆる方とお仕事で関わることが多かった時代は予期せぬ展開などから不安や緊張感を感じることも頻繁にあったため無意識に自分をお守り代わりにしていたのだろうな〜と。

    今はチンキを作ってハーブティーに入れたり、ローズウォーターで作ったクリームを使ったり、バスソルトにしてゆっくりと湯船に浸かったりと、日常的にフィトセラピーを行いながら天然の香りで自分を癒すことを心から楽しんでいます。

    いつもより少し優雅な気持ちになれて、美容・健康・精神面などのホリスティックなケアが期待できるローズは、疲れているときや癒されたいときに特におすすめのハーブです。

    見た目の華やかさだけではない魅力的なローズ。さすがハーブの女王ですね!

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