Herb dictionary – カレンデュラ(粘膜・皮膚の炎症に)

    • 学名:Calendula officinalis
    • 科名:キク科
    • 使用部位:花部
    • 作用:皮膚や粘膜の修復、消炎、抗菌、抗真菌、抗ウイルス
    • 適応:創傷、鎮痒、皮膚炎、口腔の炎症、
    • Beauty:肌荒れ
    • 注意:妊娠中は使用しない、キク科アレルギーの方
    ドライのカレンデュラ
    浸出油作り
    浸出油の作り方 https://neuf-9.com/755/

    あのクレオパトラにも愛用されていた!?当時から皮膚や粘膜の損傷や炎症対策に用いられてきたそうです。

    カレンデュラは古くから外用としては外傷や火傷の治療に、内用としては胃潰瘍やのどの炎症などに用いられていました。その作用の本質としては損傷を受けた皮膚や粘膜を修復、保護することにあります。カレンデュラに含まれる多糖類には免疫調整力があり、他の成分と複合的に働くことによって創傷治癒が促進されます。

    カレンデュラ浸出油
    カレンデュラ浸出油で作った軟膏

    カレンデュラの花弁をアルコールに浸出したチンキは原液または希釈して内用・外用ともに用いられます。カレンデュラの花弁で作った浸出油は外用として活用することができ、その中でもカレンデュラの浸出油とミツロウで作った軟膏は「万能軟膏」として全身の皮膚ケアはもちろんのこと、リップクリームやハンドクリームとしても使用することができます。

    私はこの軟膏を何回もリピートして作っているほどお気に入りで、ちょっとした擦り傷や火傷、かぶれや湿疹、もちろんお肌の保湿のためにも使っています。オレンジの可愛いお花からは想像ができないほど頼もしいハーブです。

    カレンデュラの軟膏の作り方はこちらからどうぞ!

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